“スーツは最大の武器になる” スペシャルインタビュー with ハリー杉山 @ ザ・プレイハウス

2021.03.01 TOPICS
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イギリス人の父を持ち、学生時代をイギリスで過ごしたハリー杉山さん。

英国らしさが溢れる「ヴァルカナイズ・ロンドン」は、大のお気に入りの場所です!と、南青山骨董通り沿いの「ザ・プレイハウス」に遊びにいらしてくれました!

 

2019年には、ハケット ロンドンでご自身のスリーピース・スーツもオーダーされたというハリーさん。

今回は、本場の名門テーラーのような重厚感ある雰囲気&圧倒的な品揃えが好評の、ヴァルカナイズ・ロンドン @ ザ・プレイハウス 2Fの紳士服エリアで、「英国生活で培われたスーツに対する思いや、オーダースーツの魅力」について、総支配人の千田にお話しいただきました!

ハリー杉山(タレント)

1985年、東京生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持ち、11歳の時からイギリスで育つ。世界最古のパブリックスクール、ウィンチェスター・カレッジを卒業し、日本語、英語、フランス語、中国語の4カ国語を話すマルチリンガル。現在は、NHK教育「もっと伝わる! 即レス英会話」、フジテレビ「ノンストップ!」などにレギュラー出演中。

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▲ 2Fの英国クラフトモデルとハリーさん

千田ハリーさんにとってスーツとはどのようなものなのでしょうか?

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ハリー祖父も父も在学したボーディングスクール『ウィンチェスター・カレッジ』に入学した13歳の時から、スーツを着はじめました。寮生活でしたが、スーツで着飾って夜抜け出して遊びに行ったり......。

英国では父親のスーツを受け継ぎ、着続けるという文化が根付いていて、どのようなシーンでどんな思いを持ってスーツを着ていたかなど自然に考えるようになりました。

 

ニューヨーク・タイムズの初代東京支局長を勤め、ジャーナリストとして活動していた父は私にとって最も大きく、一生越えられない存在。

50年以上世界中を取材してきた父が着ていたスーツは、今のトレンドとはかけ離れていますが、かけがえのない大切なものですね。

千田一昨年「ハケット ロンドン」のスーツをオーダーされましたが、出来栄えはいかがでしょうか?

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ハリー2019年に舞台『男が死ぬ日』に出演し、その時の舞台挨拶でもこのスーツを着用しました。

一人だけスーツ姿だったので共演陣からは浮いてしまっていましたが、僕にとってスーツは最高の戦闘服。着るだけでピシッと背筋が伸びます。

 

英国人はTPOに合わせたファッションを心がけています。ここぞという場面では、自分にとって最高のスーツを着用するのが紳士の流儀だと思います。

千田スーツをオーダーする時にこだわっている点は、どのようなところでしょうか?

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ハリーサイズ感や素材選びはもちろんですが、自分だけが分かる楽しみとして裏地にはかなりこだわっています。

学生時代は、派手な裏地にして、チラッと見えたときに周りから注目を集めることを意識していましたね。「おっ、やるなって」思わせたいですから。

 

このスーツは素材も特別。英国の老舗生地メーカー「フォックス・ブラザーズ」の3シーズン生地を選びました。

ここの工場は、英国の実家のそばのサマセット州ウェリントンにあり、私のルーツを感じさせるもの。もうこれしかないと即決めでした。

この生地でスーツとウェストコートを作り、英国のジェントルマンスタイルで着こなす、狙い通りに仕上がりました。

Harry’s Style 

by HACKET LONODN / ハケット ロンドン

ハリーさんが実際にオーダーしたスーツ

クラシックなモデルの「チェルシー」をベースに、英国の老舗生地メーカー「フォックス・ブラザーズ」「フォックス・エア」で仕立てた一着。一見シンプルですが、細部までハリーさんのこだわりが宿っています。

価格:スーツ ¥165,000~、ウエストコート ¥4,4000円~

※上記は税込み価格です。

  【 店舗情報 】

ヴァルカナイズ・ロンドン @ ザ・プレイハウス

東京都港区南青山5-8-5(小原流会館横)

 「表参道駅」B1出口より徒歩3分 / TEL:03-5464-5255

「 紳士服のアストン・マーティン。

ハケット ロンドンで仕立てる勝負服 」

ジェントルマンのさりげない遊び心を美しく表現するその英国スタイルは、「パーソナルテーラリング」で極まります。

 

歴史ある英国ならではのテーラリング技術と、英国紳士に欠かせない遊び心を融合したモダンなブリティッシュ・スタイルで、「あなたと共に時を刻む、あなただけの一着」を仕立ててみませんか?

 

店舗:ヴァルカナイズ・ロンドン各店